舞台写真家【廣津孝平、】やったもん勝ちドイツ日記

音楽留学からカメラマンに転向したドイツ・ベルリン在住の舞台写真家【廣津孝平、】のBlog。ヨーロッパ中のオペラやコンサート撮影、カメラマンとして日々思っていること、写真のことや趣味のソフトボール、我が家の猫たち、バイクのことなどツラツラ綴ります。

オペラ+プロジェクトマッピング

ここ最近、舞台写真家として忙しく動き回っております。

先日、コミッシェオーパーベルリン(Komische Oper Berlin)からプレスに公開される撮影可能のリハーサルを撮影してきました。

このコミッシェオーパー、時々ですが演目をプロジェクトマッピングという技法を使って舞台の演出をしています。
舞台全体が白い壁(スクリーン)。様々な映像が映写され、舞台上の役者と映像との絡みを楽しむことができますが、いかんせん相手は映像。微妙なタイミングのズレが気になるときもしばしば。

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でも実際の舞台では演出がほぼ不可能な巨人(?)とのテンポある掛け合いなどが楽しめるのは見る人は飽きないかもしれません。

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これもタイミング合わせるのが大変そうでした。

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こういう演出ができるのもプロジェクトマッピングの醍醐味。

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巨大なネズミを一発で仕留めたり。

ただ、個人的に思ったことは、音楽を楽しむ余裕があまりないこと。
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ご覧のように、人はこのサイズなのに、舞台いっぱいが目まぐるしく映像が変わるため、視覚情報が多い。
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僕も1回目撮影して、次の舞台無しのオケだけのリハを客席で聴いて、ようやく音楽を楽しめたと言った感じ。せっかくの良い演奏に、耳があまりついていけないのが残念に思えました。

こう言った演出は好き嫌いがはっきり分かれると思います。
一回コミッシェオーパーの魔笛は見てみたいとは思いますが、もしみなさんがプロジェクトマッピングの演出をみるのでしたら、できるだけ後ろの真ん中の席で無理に目を動かさなくても、舞台全体が視界に入る席の方が、目も疲れず、音楽と一緒に楽しめるのではないかと思います。

興味のある方は、一度お試しください。



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