舞台写真家【廣津孝平、】やったもん勝ちドイツ日記

音楽留学からカメラマンに転向したドイツ・ベルリン在住の舞台写真家【廣津孝平、】のBlog。ヨーロッパ中のオペラやコンサート撮影、カメラマンとして日々思っていること、写真のことや趣味のソフトボール、我が家の猫たち、バイクのことなどツラツラ綴ります。

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シーズン終了

ソフトボールの今シーズン、僕の所属するCrosshill Creepsは準優勝でした。

 決勝1試合目は打線がつながらず9−1で敗戦。2試合目はエースピッチャーを欠き、これまで対戦した相手のデータを頭の奥から引っ張り出して徹底的にチェンジアップを打たせて取る配球で試合自体は僕の思うように進んでくれましたが、1球の失投が命取りになり、12−9で負け。念願の優勝は来年に持ち越しです。

 相手クリーンアップに長打を打たれることなく、外野フライ、もしくはシングルで抑えられた。失点の多くは守備のミスからくるもの。相手としてはもっと点は取れると思っていただろうだけに、4回途中に相手のエースを引っ張り出し、逃げ切ろうという策に出たようですが、それでもなかなか点が奪えない展開に相手も相当焦っているようでした。
 試合には負けたけど、キャッチャーとしては勝負に勝ったと思います。  

今シーズンはキャッチャーとして自分なりにコントロールできた試合が多かった反面、バッティングではあまりチームに貢献できませんでした。でも逆を言えば、みんなが点を取ってくれるから、僕はキャッチャーに集中できたと思います。

 今シーズンにかけていただけに、僕は絶対に負けたくはなかった。
でもどんな運命のいたずらか、そういう時って7回2アウトで打順が回ってくる。3点ビハインドで、僕がヒット打ったところでそこから逆転するのはなかなか難しいことではありますが、何としても塁に出たかった。 
追い込まれて2球ファールで粘り、外角高めの球をカットしにいったんですが、ボールに当てることはできたのに、結局キャッチャーに捕球されて空振り三振で試合終了。 

 喜ぶ相手キャッチャーが目に入った。ゆっくり歩いてベンチの方に戻った。ネクストバッターズサークルにいたJasonが「よく頑張った」と迎えてくれた。ベンチから出てきたDanielも迎えてくれた。「打てなくてごめん」って言った途端、頭の中で「負けた」という現実がわかった時、急に涙が出てきた。僕はDanielに抱き抱えられながら何度も「ごめん、ごめん」と言って溢れる涙を止めることができなかった。 
 
気がついたら、ベンチの前でチームのみんなが僕を囲んでくれていた。 

 僕はこのチームに入ってよかったと心から思った。2006年10月2日にドイツに降り立った10年後のこの日。誰も知り合いのいないあの日から、僕は最高の仲間たちに出会っていた。 

 このチームもいろいろあった。僕がこのチームから出たこともあったけど、結局戻ってきた。その時も暖かく受け入れてくれた。チーム内にメスをいれたこともあった。それでチームの雰囲気が良くなっていい選手も来るようになった。  

Jasonが昨日言ってくれた「今のこのチームの基礎を作ったのはお前なんだ。孝平に感謝してる。」 その言葉が嬉しかった。 

 とりあえず最低目標である来年の全国大会への切符は手にできた。来年ももちろんリーグ優勝を目指しますが、全国大会で少しでも上の順位に行けるように頑張りたい。 
 そして、僕は生涯Creepsでプレーすることを決めました。Creepsの背番号24番は誰にも譲りません。いつかCreepsの永久欠番にしてみせます。


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