舞台写真家【廣津孝平、】やったもん勝ちドイツ日記

音楽留学からカメラマンに転向したドイツ・ベルリン在住の舞台写真家【廣津孝平、】のBlog。ヨーロッパ中のオペラやコンサート撮影、カメラマンとして日々思っていること、写真のことや趣味のソフトボール、我が家の猫たち、バイクのことなどツラツラ綴ります。

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悲しい事件

今日南ドイツに位置するStuttgart近郊の中等学校で銃の乱射事件が起きた。

犯人である17歳の少年は生徒、教師、さらに通行人も巻き込んで16人を殺害。
駆けつけた警察官との銃撃戦で命を落とした。

そしてアメリカでも同様に銃の乱射事件もあった。
しかも街中での事件な上、被害者の中には犯人の親戚までもが含まれていた。

日本に住んでいたら、『あ?恐ろしい事件だな。』って思うだけだったかもしれない。
数ヶ月前には北欧で、18歳くらいの少年が学校で銃を乱射し、数人を射殺して自らも自殺している。
その時だってさほど危機感というものを僕は抱かなかった。

しかし、今回は人生で初めて自分が住んでる国でこのような事件が起きた。こんなことがあったら安心なんかしていられない。

今回事件を起こした17歳の少年の親は、銃所持の免許も持っている。
その中の銃を使っての犯行のようだが、僕が住んでるドイツと言う国は、免許があれば銃を所持できる国なのだ。
アメリカほどの銃犯罪は起きていないものの、もしかしたらこれから街ですれ違った人が銃を隠し持っているかもしれないし、最悪の場合、街中での乱射事件に巻き込まれる事だってありうることだ。

銃器の弾丸から身を守ることなんて不可能な話。物凄いスピードで飛んでくる弾丸をよけるなんて事はその場の状況にいる人だったら、足がすくんで動けないかもしれない。身をかがめて逃げたって乱射された弾が当ってしまう事だってある。


僕だって子供の頃はおもちゃのピストルで遊んだことはある。その時は平気でバンバン撃っていて、何回も友達を撃って、何回も自分も撃たれた。大して痛さも感覚的にも何も感じなかった。ただの子供の遊びだから、この先の延長線上には人も殺せる行為だとは微塵も思わなかった。

本物を撃ってみたいと思った事だってある。
そして03年3月に僕は友人とグアムに行った際に小型拳銃、ライフル、44口径のマグナムを撃って恐怖を感じた。

どんなに小さい銃から放たれた弾丸は人を傷つけ、痛みと同時に相手の命を奪うことが出来る。
銃と言うものは、いとも簡単に人の命を簡単に奪うことが出来る道具なのだ。


今回の犯人の動機はまだ分かっていない。

もし動機がただ単に『人を撃ってみたかった』だったら、僕は明らかに犯人に怒りを覚えたはずだ。
目の前にいたら殴り倒していたかもしれない。
人ではなく、数メートル離れたA3サイズくらいの紙で出来た的に目掛けて撃っただけで、銃というものに恐怖を感じたのに、興味本位で扱っていい代物じゃない。
本物の銃を撃ったことのある人間だから分かる、銃の本当の怖さを僕は知っている。

これから先もこの様な銃の乱射事件はなくなることはないかもしれない。
ただ日本でこのような事件が起こらないのが幸いだが、銃ではなく包丁を持って学校に侵入して生徒を殺害した事件もある。


道具にはそれぞれの使い道がある。
どんな道具だって、本来は人が生活をしやすく、豊かにするための道具だったのに、ごく少数の人間が使い方を間違っただけで、このような事件が後を絶たなくなってきた。

人は簡単に人の命を奪うことが出来る。
他人の命を奪って何になる?人を殺したことで世の中は変わって誰からも尊敬される人間になれるはずがない。どこにいようが『人を殺した』事実は消えない。その苦しみを一生抱え込んで生きていくより、少しでも人の【命】というもの考えれば、誰だってやっちゃいけない事だって分かるはず。

これからの子供たちが、少しでも銃の怖さというものに気づいて、今回のような事件が今後起きないことを願う。
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