アイスホッケー ブンデスリーガ1部 撮影2016-11-29 Tue 07:35
先日の日曜日、ベルリンのアイスホッケーチーム【Eisbären Berlin】の試合を撮影許可をいただいたので撮影に行ってきました。
会場に着いて、プレスの入場券をもらい、初めてきたので、会場を色々と案内してもらいました。 リンクサイドやアリーナの上の方など、好きなところで撮影していいよとの事でしたので、今回はリンク横の関係者以外は入れない場所に陣取り。 さすがはブンデスリーガ1部の試合。試合開始前から大盛り上がり。 選手の入場もド派手な演出。 試合は開始早々でベルリンがカウンターから先制。 その後も追加点を奪いベルリンが優位に試合を進める。 第2ピリオドでは攻防が続いた。 対戦相手であるIngolstadtのチャージも後半に激しくなり、3度ほど乱闘になりかけたシーンも。 やはりトップチームはスピード感も当たりも半端ない。 僕の目の前のフェンスに人がぶつかってくることも多々あり。 第3ピリオド残り2分で2−0。 勝負を仕掛けて1点を取りに行く作戦に出たIngolstadtは、キーパーを抜いて6人全員で攻撃に出るも、パックを奪われ、ロングショットを無人のゴールに決められて3−0に。 そのまま試合は終了。 こうして、僕のカメラマンとしてのブンデスリーガデビューも無事にこなしたわけですが、安全のためとはいえ目の前に防護ガラスがあるのはなかなか大変。写り込みがあったり、特に撮影中に湾曲している部分を気をつけることが出来ませんでした。 これも実戦経験として今後に生かしていきたいと思います。 舞台写真も楽しいけど、やっぱりスポーツ写真も楽しい。また別のスポーツにも挑戦していこうと思っています。 目指せ東京オリンピックドイツオフィシャルカメラマンなので。 スポンサーサイト
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しばしのお別れ2016-11-24 Thu 11:51
先日、バイクをガレージに預けて来ました。
3月に購入して以来、沢山乗りました。 預ける前に妻と今年最後のドライブ。 ![]() とりあえず3月までしばしのお別れ。 Motorrad
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R.I.P Elender2016-11-16 Wed 20:57
昨日、僕と妻の友人であり、メゾ・ソプラノ歌手だったElenderが亡くなった。
以前から闘病生活を続けていて、久々に会った時は喉元に手術の跡が残っていたものの、その時は元気そうだった。 そして今年に入って病気がまた再発。入退院を繰り返し、最後にあったのは一ヶ月ほど前。 妻のコンサートに来てくれた時。少し痩せて動くのが少ししんどそうだったけど、妻とアンコールに一曲が彼女の歌声を聴いた最後。 僕がカメラマンになり、多くのコンサート写真を撮らせてもらったのが彼女だった。 僕に音楽を撮る楽しさと、難しさを体験させる場をたくさん与えてくれた。 同時に、僕は彼女の歌が好きだった。彼女の【カルメン】が特に。 歌っている時の表情が好きだった。彼女はその歌の感情を表すことのできる歌手だった。 喜怒哀楽をしっかり表現できる歌手だった。 だから僕は彼女のステージを撮影するのが好きだった。 撮影していて楽しかった。 でも、もう彼女の歌声は聴けない。 彼女の表情を撮影することができない。 過去に撮った彼女の写真を見返した。 今考えれば物凄く下手くそな写真ばっかりだ。でも彼女は喜んでくれていた。 今だったらもっと綺麗に撮ってあげられるのに。 もうそれが出来ない。 だって、もう君はいないんだ。 僕のカメラには写らない世界に行ってしまった。 僕はいつか君が大きな舞台で歌うのを見たかったし、撮影したかった。 ここしばらくは満足に歌える身体じゃなかったもんね。 でも、これでまた歌えるようになったね。 天国で、マリア・カラスやパヴァロッティといった歌手達と、毎日のように歌を歌い、オペラを演じることができるね。 でも僕は寂しくないよ。 ただ住む世界が変わっただけだから。 いつかまた、会えるから。 その時を楽しみにしてるね、Elender。 |
6年ぶりにBeelitz2016-11-06 Sun 01:02
先週末は珍しく天気が良かったので、久々に妻とバイクでお出かけ。
思い立ってベルリンから南西へ40km行ったところにあり、かつて僕が廃墟写真を撮影した廃病院へ。 出発前にネットで場所を調べたら、どうやら観光地化しているようでした。 6年前は鬱蒼とした森の中に佇む廃墟群が、今となっては地上20mくらいのところに遊歩道のようなものができ、入場料も徴収されている。 まずは行ってみようという事で、バイクで約50分。 廃墟の周りにはバリゲードが築かれ、容易に入ることが出来なくなっていた。 以前来た時は、風が吹く音と鳥の囀りだけが響く場所だったのが、子供達が騒ぎ、犬が鳴き、人々の声に溢れかえる空間に変わっていた。 妻と中を歩きながらかつて自分が入って写真を撮った建物の周りを眺めながら6年前の記憶を思い出していた。 いくつかの廃墟が立ち並んでいるところではあるが、一番大きいのが廃病棟。そこに入るのも10ユーロ。しかも1時間だけ。1時間後にはメインエントランスには戻ってこなければいけないが、建物内は立ち入れる場所は自由に回れる。写真撮影も自由。 時間制限がある中で、昔の記憶を辿りながら、建物を移動し撮影して回った。 手術室は吊るされていた照明は撤去されていた。 そして最後に妻を撮影。 6年ぶりに中に入って感じたことは、この廃墟の中も時間は進んでいるということ。 今ではたくさんの人が中に立ち入っているからだと思いますが、至る所が思った以上に朽ちていた。 時間が止まっているようだなんて表現される場合もありますが、この場所はある意味、息を吹き返したかのように、時間とともに人の手によって形が変わっていくだろうと感じた。 |
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