舞台写真家【廣津孝平、】やったもん勝ちドイツ日記

音楽留学からカメラマンに転向したドイツ・ベルリン在住の舞台写真家【廣津孝平、】のBlog。ヨーロッパ中のオペラやコンサート撮影、カメラマンとして日々思っていること、写真のことや趣味のソフトボール、我が家の猫たち、バイクのことなどツラツラ綴ります。

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大学の卒業試験で吹いた曲

先日、小田桐先生とお会いしてからというもの、僕の中でまたトロンボーン熱がふつふつと湧き上がってきています。
まずは口の筋肉のリハビリといったところなんですが、ふと、自分が演奏したことのある曲をYoutubeで探していた時、大学の卒業試験で演奏したセロツキのコンチェルトを発見。



演奏は1995年の日本で行われたトロンボーンサミットでのジョセフ・アレッシの演奏。

演奏を聴き終わって、率直な自分の感想。
この曲の難しさって何だったっけか?と。
2、3箇所くらい伴奏とずれやすいところがあって、そこの入りとかやった記憶はあるけれど、曲に関しては比較的すんなり吹いた覚えがある。これといって大変だったという思い出もない。

ただ僕がこの曲を選んだ理由は、大学4年当時が日本管打楽器コンクールがトロンボーンの年だった。(このコンクールは年によって楽器が異なる。確か3年に1回まわってきたような。)受けはしなかったけど、折角だから卒業試験だし、本選の課題曲をやるのもいいかなという理由。

全部やると20分を超えるので、制限時間にうまく収まる第1楽章をやったんだと思う、確か。。。
いかんせんもう13年も前の、しかも気まぐれなので、やった本人がその時の思考をほとんど覚えていない。

もしかしたらもうちょっと難しい曲でも良かったのではないかと今更ながらにして思う。
まあ試験も無事に合格して卒業してるわけだから、結果としてはオーライな訳なんですが。

でもこうやって思い返してみるとやったことがない曲っていっぱいあるなと。コンチェルトだってトマジとかグレンダールとか、なんかいろいろあったし(名前すら忘れている)、コンチェルティーノやソロの小品だって吹いたことがないのもいっぱい。実家に楽譜がそのまま眠ってる。

ドイツだったらアマオケはいっぱいあるから、納得のいく音が出るようになったらオケにも入りたいし、もしそこのオケでトロンボーンが4人揃ったらカルテットだってやってみたい。いつかはまたソロも吹きたいし、オーケストラをバックにコンチェルトだって吹いてみたい。

もしそれで欲が出てきたら、いきなり日本のコンクールに一般の部で出るかもしれませんw


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ニューレンズ!! いろんな意味で長~いお付き合い

自己投資にすると決めた今年一年。
2月にはカメラ本体 NikonのD4sを購入し、そのあとi mac、レンズを14−24、24−70の純正を購入。その他遊びでもつかえそうなちょっと安めの魚眼レンズを買っていましたが、今年の締めくくりはこれ!


Sigmaの150−600mm のコンテンポラリーバージョン。
風景のみならず、スポーツ、コンサートや舞台などの撮影用に購入しました。

横から見たらこんな感じ。

これでもなかなかの長さ。

それをMaxの600mmに伸ばしますと、

こんなに伸びます。

なかなかの重さになります。三脚は必須ですね。

この組み合わせで、京都の鴨川で撮影していたら、きっと鴨川んスナイパーと間違われそう。
注 僕が収録に参加した、師匠のポッドキャスト、角田龍平のオールナイトニッポンPodcast #174回目参照
https://itunes.apple.com/jp/podcast/jiao-tian-long-pingnoorunaitonipponpoddokyasuto/id320474602?mt=2

ちなみに、タイトルの長〜いお付合いは、174回目のPodcastでも扱われている【鴨川での盗撮事件】のお話をお聞きください。


まだちゃんと撮影に使っていないので、画像に何してはまた今度。
なかなか面白そうなレンズなので、いろいろと試してやってみようかと思います。




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小田桐先生と再会

昨夜、ヨーロッパツアー中の都響のベルリン公演があり、僕の大学時代のトロンボーンの先生、小田桐先生と約13年ぶりの再会を果たしました。



僕は仕事でコンサートは残念ながら聞けず。仕事が終わって急いでフィルハーモニーへ向かい、辛うじてアンコール【ダッタン人の踊り】を会場モニターで鑑賞。
終演後聞きに来ていた妻と集合して、楽屋入口前で先生と合流。
その後先生のホテルのラウンジでいろんなお話をしました。

先生のお仕事の話、僕の仕事の話、生活の話、学生時代の話、そして、先生の中で強烈なイメージがある僕の母の話(笑)

改めてお話させていただいて、こんなに僕のことをよく見ていてくださったんだなと、改めて感謝と感動を覚えました。
僕は結果として音楽を離れたけど、やっぱり小田桐門下で良かったと心から思いました。
写真のお仕事の話をしていた時に先生がおっしゃってくれた、『音楽をやってた経験が必ず役立つ』という言葉。いつかそれを武器に、日本とドイツ、世界中でクラシックに限らず音楽の写真を撮るのが一つの夢です。

これも実際に先生にお話しましたが、先生のCDやコンサートの写真を僕が撮影するのも夢の一つ。

まだまだ撮りたいもの、やりたい事が沢山。
58歳には見えない先生の元気なパワーを沢山もらった気がします。

今回せっかくのフィルハーモニーでの先生の演奏が聴けなくて本当に残念でしたが、やっぱり僕は先生の音が好きだし、先生の演奏が好きです。

日本で先生のもとで学んでいる後輩たち。
今のうちに、もっと先生の演奏を聞きに行って沢山勉強してください。なんでも気になった事は先生に聞いてみて下さい。学生生活の時間はあっという間です。その時間を大切に、貪欲に。

そして僕の門下の同期、先輩後輩の皆様。
いつかまた、門下ボウリング大会からの飲み会しましょう!


先生。
コンサート終了後のお疲れのところ、長々とお付合いいただきありがとうございました。
23時くらいから話し始めて気が付いたら2時半。時間を忘れた楽しい時間でした。妻も本当に楽しかったと言っております。これからも子供のようにお茶目で、ステージではカッコよく、いつまでも僕たちのトロンボーンの先生であり、人生の先生でいて下さい。


僕の中で『またトロンボーンやりたい』衝動が起きました。
フィルハーモニーで吹くという夢。やっぱり夢のままで終わらせるわけにはいかない。
まずはリハビリをしっかりやって、またレッスンを受けに行きます。


テーマ:ドイツ生活 - ジャンル:海外情報

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日本酒海外プロモーション映像公開

今年の夏に、日本から請け負った日本酒のプロモーション映像が公開されました。



ベルリンでの撮影を担当させていただきました。パリでの映像はまだ編集中のようで、ベルリンでやった2回目の映像が使われています。

この日本酒は高知にある【酔鯨酒造】さんが、海外へ日本酒をPRするために作成したものです。
今後もヨーロッパ様々な土地で、その土地の料理や風景の中で撮影を計画中です。

すでにいくつかクライアントにはアイディアを出しています。

スペインの牛追い祭りで日本酒を飲む。あるかもしれません。
イタリアのトラットリアで日本酒。イタリア人は『オイシーネ〜』というかもしれません。
オランダでチーズを食べながら。いいんじゃないでしょうか。
スイスでアルプスの山々を眺めながら。いい仕事してますよ。
フィンランドでオーロラの下でこたつに入りながら。熱燗も一瞬に冷酒になるでしょう。

第2弾、僕自身ものすごく楽しみです。





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壁崩壊から26年

僕が人生で初めて写真を見て衝撃を受けたのが、26年前のベルリンの壁崩壊の写真だった。

あれから26年。
思えばこの日、11月10日に変わった時に、あの写真と同じようなアングルからこれまでも何度か写真を撮った。
th_20151110-KHP_4395.jpg

ネットで当時の写真をみると、奥にはブランデンブルグ門。その手前に壁と、壁に登ってる人々。そして多くの民衆が壁の前に集まっている。
当時と比べると、この場所はかなり綺麗になった。当時と見比べると、門も燻んでみえるし、隣にはまだアメリカ大使館もない。殺風景なところにこの門はたっていた。

僕にとっては歴史的な日。でもこれといってベルリンでは何もなく。むしろ、正式にドイツが一つの国になった10月3日、統一記念日が祝日となっている。

この景色はこれからも変わる事はないかもしれないけど、僕にとってはここからの景色は特別なものなのです。



Berlin | コメント:0 |

ふと考えた未来について

先日、街を歩いた時のこと。

僕の前を歩く【家族】と思われるグループ。ぱっと見は何も変哲もないのだけれど、14歳くらいの男の子が歩かずに自走するボードの上に立っていた。

ここ数年、世界中の都市で観光用にセグウェイツアーがあったりする。
そのボードは、要するにセグウェイをよりコンパクトにしたようなもの。多分ネットで探せば簡単に見つかると思う。

近年の科学の進歩は目覚ましいと思う。僕らの生活はより便利になったと言っても過言ではない。
でも、そもそも人間本来の持っている能力を使わなくなるのは如何なものかと最近思うようになった。

子供の時に見たドラえもんの映画【のび太とブリキの迷宮】という作品が、このまま時間が経った先の人類を描いているようにも思える。
作品に出てくる人類は、カプセルのようなものに入らなければ移動できない。歩けなくなっているのだ。
自由に動き回れるのび太たちに向かって『君たちが羨ましい』と言う場面がある。

少し前の人類ならば、夢の機械だったものを、ついに人類は自走する機械を発明してしまった。
さらに車も自動運転、自動停止機能も搭載され始めた。
パソコンの入力も音声でできるようになったし、スマートフォンの普及でキーボードの打ち方がわからない若者も増えているそうだ。

これは僕が思う未来。
僕らは歩くことを奪われ、文字を書くこともできなくなるのではないだろうか。指を使うこともなくなってくる。そして仕事は機械化されてロボットがやるようになるかもしれない。食事だって変な健康志向で、少ない量でエネルギー補給できるもので溢れる。食事が全て様々な味が楽しめるゼリー状のようなものになるのではないかと。
となれば【噛む】という行為も奪われる。

耳からではなく直接脳にメッセージを送れるようになったり(攻殻機動隊の電脳のようなもの)したら、耳は不要になるし、口はただ食事するための穴となる。

かろうじて残る呼吸のための鼻と、見るための目。

もう一度書くが、これらは僕が想像する未来の話。ほぼ妄想。
でも、夢の機械が現実なりつつある現代で、全く否定できない事でもないと思う。


人は人らしくあるべきだ。
人間の全ての機能を思う存分に楽しむべきなんだと僕は考えている。
見たいものを見て、聞きたいものを聞いて、手にとって感触を確かめ、目で楽しむ。鼻で香りを感じ、様々な味覚を楽しみ、しっかり両足で大地を掴みながら歩く。足の裏から感じる地面の感触も感じながら。

僕ら人間に与えられた特権を、機械に奪われてはいけない。


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