舞台写真家【廣津孝平、】やったもん勝ちドイツ日記

音楽留学からカメラマンに転向したドイツ・ベルリン在住の舞台写真家【廣津孝平、】のBlog。ヨーロッパ中のオペラやコンサート撮影、カメラマンとして日々思っていること、写真のことや趣味のソフトボール、我が家の猫たち、バイクのことなどツラツラ綴ります。

ドイツの企業にケンカを売る

ドイツに限らず、長年海外に住んでいる人は、少なからず一度は現地の会社や役所とドンパチやった経験がある人は多いと思う。

大抵最初の頃は泣き寝入り。その原因は言葉のボキャブラリーが少ないから、結局相手を言いくるめられないことが多い。
でも言葉を覚えてきたら攻撃開始。これまでの分をきっちり取り返すようになんだかんだで文句を言えるようになる。

しかしなぜそんなことになるかっていうと、僕たちが外国人だからってことなんだと思う。要するに舐められている。

僕もこれまでいくつかケンカの(殴り合いではない)経験がある。直接窓口に乗り込んだこともあるし、埒があかないから消費者センターにことの発端から全てをチクってやったこともある。


実は今ひとつの問題を抱えている。
ドイツではよくある、【荷物が届かない】である。

ドイツでは主に手紙類はDeustche Postが配達、荷物はDHL、UPS、GLSなどなど様々な会社が参入している。
どこに会社が良いか?というと非常に困る。大抵どこの会社も少なからず問題はある。

今回のケンカの相手はDPDという配達会社。
10日前にインターネットで買った商品がある。予定では14日に届く予定だった。現に14日、DPDから【この時間の間にお届けしますよ】というメールもきた。しかし時間を過ぎても荷物が来なかった。時間が過ぎた直後、

【残念ながら本日はお届けすることができませんでした。明日ご連絡いたします。】

というメール。翌日15日、同じように【何時から何時の間に行きます】というメール。そして時間になっても来ない。そしてまた【お届けできませんでした】のメール。

16日に至っては何も連絡してこない。17日はDPDのサービスセンターに電話。音声ガイダンスしかない。自分のトラッキングナンバーを入力したら、

『あなたの荷物は配達中です。今しばらくお待ちください』

と言う音声ガイダンスとは裏腹に、HPで見る限り僕の荷物はDPDの倉庫から全く動いていない。持ってくる気配無し。DPDのHPからもう一度再配達の手続きをして、19日の月曜日の午前中に持ってくるように手配をした。

そして19日。午前中にいつものように【何時から何時の間に〜】というメール。そして持ってこない。
20日は何も連絡無し。トラッキング見る限り僕の荷物はベルリン郊外のDPDの倉庫を出てる様子はない。

もう我慢の限界。先日は発送元の商品を買った会社に現状を報告。向こうはこのまま届かないようでしたらキャンセルしていただいても構いませんと。僕は【DPD以外でもう一回送ってください】って伝えたら、そこの会社はDPDとしか取引していないらしくて、他の会社で送ることはできないとのこと。
あんなク○な会社とは1日でも早く解消すべきだと思う。

そして先ほど。
DPDのサービスセンターにメールを送った。

もう1週間も荷物が届かないこと。お届けしますっていうメールが来たにもかかわらず持ってこないのはなんで?その配達の人はなんて言う人?本当にその人はうちに持って行ったって言ってるかどうか確認してください。でもこちらはその日その時間うちにいた証拠がありますから、【いませんでした】っていうのは通じませんよ。

こっちが再配達の手続きをとったのに持ってこないのはなんでですか?あなたたちの仕事はなんですか?品物を届けるのが仕事じゃないんですか?いつになったら荷物を倉庫から出すつもりですか?いつになったら僕の元に配達する気ですか?これだけ遅れてる理由を、僕が納得できるように説明して下さい。もしこれ以上僕の荷物があなたの倉庫から出ないようでしたら、警察に連絡しますよ。

と、こんな感じでをツラツラと書いてメールで送った。


はたしてこのケンカの終息はいつになることやら。








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現代音楽すぎるミュージシャン

ちょっと今回のブログは比較的マニア向けというか、音楽やってる人には分かる内容です。


なかなか日本では見ることはないと思いますが、ベルリンではよく電車の車内で演奏するミュージシャンがたくさんいます。

僕毎日仕事で使う路線S1。そこにはクラシックギターで伴奏しながら心地よいバリトンで歌う歌手がいます。
U1ではやる気のないギタリストがいますし、タンゴを演奏するおばちゃん、他の路線にもどこかの民族音楽みたいなのを小太りな男の子がマラカス持ちながら親父がギターを弾いてたりとか、ベルリンには多種多様なミュージシャンがいます。

やはりうまい人は乗客からのお金も多い。バリトンの人は見るといつもたくさんの乗客が彼にお金を払ってますし、いつだったかU2で一回だけみたフラメンコギターを引く人は「ブラボー」までかかった。
もちろんピンからキリまでいるミュージシャンですが、今日はものすごいミュージシャンに遭遇。

Ringに乗って家に帰る途中、僕は座って本を読んでいました。
ふと気がつくとギターの弦を弾く音が聞こえる。それが1音ずつだったので僕は、

「チューニングでもしてるのかな」

と思っていたんですが、その音をずーっと繰り返して弾いてる。しかもよく聞くと、ドラムマシーンの音も聞こえる。でもものすごい違和感があったので耳を澄まして聞いてみた。

ドラムマシーンとギターの拍数が微妙に違う。

ドラムマシーンは

【6/8 4/8】わかりやすくリズムを書くと 
タタタ タタタ タタ タタ
のリズムなのに対し、ギターは

12/8
ピーン ピーン ピーン ピーン
1音ずつを8分音符3つ分の長さで弦を弾いている

二つを並べて書くと
タタタ タタタ タタ タタ
ピーン ピーン ピー ンピーン

それの繰り返しなんですが、そうなると次からのフレーズがずれる。その違和感が耳に入ってきてから本に集中できなくなってしまいました。


新手の現代音楽との出会いだったと、プラスに考えてみたいと思います。



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iPhone 4s

最近新しいiphoneが発売になりましたが、僕はこの1年半くらい、ずーっとこのiphone 4s。



妻とお互いの誕生日に中古ですが贈り合いました。新品で買うと高い上に、保険として月々いくらかをまた口座から引かれるのがアホらしい。

でもさすがにここ最近電池がおかしい。

仕事中は電波が来ないところにいるので、電池の減りを少しでも抑えるためにフライトモードにしているんですが、それでも2時間後には10%ほど減ってるし、フライトモードを解除して、メールチェックなどをしていると、ものの10~20分でバッテリー残量は40%も減ったりする。あげく、まだ50%残ってるにもかかわらず、いきなり画面が暗くなり、画面の真ん中で白い円がクルクル回って電源が落ちる。電源を入れようとすると、【充電しろ】のマークが出てきて、20分くらいは電池がないという表示が出て電源が入らない。

ようやく電源が入ったかとおもうと、バッテリー残量は20%を切って、本体のコード、SIMのコードを入力して起動させるとその電力で残りの電池を使って、こんどこそバッテリーがなくなって画面が真っ暗になる。

なもんでここ数日は携帯バッテリーが欠かせません。


今日職場の同僚が新しいiphoneが届いて、設定をしてた時にその話をした。

「そうなんだよ、だから俺ももう新しいのにしたんだよ」

携帯電話はもって二年。もう変えたらどうだって言われたんですが、僕としてはこの大きさがちょうどいい。
あまりにもデカイ・長い携帯は、もともと手ぶら主義の僕には邪魔で仕方がないものだ。ポケットにはいる4sの大きさが僕には合ってる。
それにうちには4sまでの充電ケーブルが何本かある。Ipadもそれで使えるし、この間日本の百均で便利なケーブルも買ってきたばかり。

(これまたかさばらなくて便利なんですよ。)

なので、ちょっと自分で電池交換をしてみようかと、先ほどネットで交換キットを買ってみました。
今週末、頑張ってやってみます。


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ヘルシンキ ヴァンター空港にて

僕より約1週間長く日本に滞在していた妻が今ベルリンに向かっている。

このBlogを書いてる今はヘルシンキに着いている頃だと思う。

日本とベルリンは直行便がないため、必ずどこかで乗り継ぎが必要となる。今回はフィンエアーだったため、ヘルシンキで乗り継ぎ。これはついこの間僕が目の当たりにした光景を書きます。

帰国日当日、日本から約9時間飛んでヘルシンキに到着。飛行機を降りて、表示の【乗り継ぎ】方向に歩いてすぐ、なぜか長蛇の列。それは手荷物検査。事件はそこで起こった。

到着したターミナルはちょうどアジアから到着した飛行機の乗り継ぎ客でごった返していた。
約30分くらい並んで、僕が自分のカバンや上着をトレーに移している時だった。

僕の数人まえにいる乗客(外国人)が検査官となにやらもめている。手には日本酒。
明らかに日本の空港で、搭乗口前の免税店で購入した物。

その乗客は結果として日本から買ってきた日本酒を没収された。
理由は手荷物の液体は専用の袋に入れて、100mlまでとなっているため。

これにはかなりショックを受けていたようにも見えた。僕を始めその光景を見ていた日本人は口々に「あれはひどいね〜、かわいそうだね〜」と。
かといってもどうすることもできない。検査官は決められた航空法のルールに則って仕事しているわけだから、その検査官を責めることもできない。

僕ができるのはただ一つ。

【免税店での液体類の購入の際、乗り継ぎされる方はお気をつけてください】

ということしかできません。




あとこれは僕の別の疑問なんですが、搭乗口まえの免税店で、カートいっぱいにお土産を買ってる中国人がいたんですが、明らかに機内持ち込みできるカバンの大きさを超えてる。プラス、すでにリュックを背負っている。

これっていいの??


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文明の力はスゴイ

今回の帰国の際に、絶対買おうと思っていたものの一つがコレ。

針なしホチキス

針を使わないので、使った書類をそのままシュレッダーにかけることが出来るし、そもそも【針】と言う消耗品を買う必要もない。
世の中便利になって来ました。でもこれが普及したら、針を作ってるメーカーは一つの部署がなくなることになりますね。

実は僕のお気に入りのホチキスがあるんです。


コレ、何がスゴイってこういう風にも使えるんです。


横にすると冊子などを作る時に、真ん中の折り目の所に打てるんです。


さすがに針なしホチキスではこの芸当は出来まい。

でも普段は普通に書類を留めることが多いので、世代交代で針なしホチキスの出番ばかりになりそうです。

時代の流れ、変化と言うのはまさに激動。
これまでのホチキスが過去の遺物となる日も遠くはない。




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我が家の猫たち

久々に、我が家の猫たちの近況をアップします。

日本に帰っている間、近所に住んでる友達にお世話を頼んでいました。日本滞在中に母から、

「もっとあなたの猫ちゃんたちがみたい!」

と要望がありました。とりあえず相変わらず3匹とも元気に暮らしております。

レオは7歳になっても甘えん坊。
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僕の周りを離れません。そして、少しの間席を外していると、このように椅子を占拠したりします。

ノアは結構空気を読む猫で、レオがいる時はあまり僕の近くには来ません。一人でいるのも好きなようで、お昼寝は一人でベットで寝てたりします。
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でも僕がソファに座っている時は、隣に来てリラックス。左右をレオとノアに囲まれることも。

ルナは女の子だけど、やんちゃは相変わらず。
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写真は日課の毛布にモミモミ中。
ケンカの相手はいつもノア。自分からちょっかいだしてノアに怒られるけど、なぜか逆ギレしてることが多い。


三者三様な我が家の猫たち。
毎日元気です。


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渡独9年。そして、日本人であるということ

本日2015年10月1日で、ドイツに来て丸9年が経ちました。月日の経過は本当に早い。
25歳だった僕は34歳になった。【アラサー】と呼ばれる期間をほぼ全てドイツで過ごしたことになる。
その9年でいろんなことを経験した。僕の人生を大きく変えた9年間だったと思う。

もちろん外国に住むのだからビザを取得しなければならない。僕は最初のビザも含めると6〜7回くらいビザの取得をしてる。最初の5年くらいはほとんど毎年ビザ更新。これがまたものすごいストレス。過去三回はお金がかかるが弁護士を通してビザの取得をした。そして今度の2月くらいにはまたビザの更新を控えている。今度は無事に永住権が取れるかと思う。


今日、ふとした事件が僕の周りで起こった。

僕の同僚の子(カンボジア人)の旦那さんが、今日警察に不法滞在で連行され、強制送還されるというので、彼女は急遽旦那さんの元に向かったという。
その旦那さんはビザ取得に向けて語学学校に通い、いろいろ準備をしていたそうだが、ビザの取得がならず、最終的に弁護士に依頼していたらしい。
そんなかでいきなり警察から【旦那さんを連行します】という連絡があったという。

彼女は3人の子供を抱えている。一番下はまだ1歳にもなっていない。彼女が仕事の時は旦那さんが子供の面倒を見ていたようだが、彼がいなくなってしまったら、子供達の面倒は彼女が見なければならない。まだ小さい子供達を残して仕事をするわけにはいかない。じゃあ彼女はどうやってお金を工面しなければならないのか?

そもそも二人は婚姻関係にあるはず。幸せな家庭を築こうとしていた二人を引き離すドイツ。かたや難民受け入れで数十万人の難民がドイツになだれ込んできている。そもそも、今回警察が来たのだって、彼がちゃんとビザの申請をしようとしていたが為、不法滞在者として発見されやすかったと思う。たぶんドイツ国内にはビザの申請もろくにしていない不法滞在者は大いにいるはずだ。

あくまで僕個人の考えを書いていきます。

実は一つ矛盾がある。

彼女と僕は、ある意味同じ立場にある。ドイツで働けるビザを取得している。
しかし配偶者である、彼女の旦那さんと僕の妻を比べるとそこに矛盾が生じる。僕の妻は僕の配偶者ということで、僕がビザがもらえている間、僕と同等のビザが取得できる。
しかし、彼女の旦那さんの場合、ビザ取得に際して語学試験や面接など様々な難関がある。

その違いは国籍。

僕や妻は【日本人】というある意味世界で上位に入る優遇された民族である。
いろんなことで、日本人ということはメリットになる。(もちろん全てにおいてメリットがあるわけではない)
役所関係に関わらず家探しの時にもそう。僕がハンブルグで家を探していた時、ある家の大家に「お前が日本人だから返事した」と言われた。そこの大家は以前、アジアのある国の人に貸して酷い目にあったというのだ。(その時、その大家に僕はその国出身の友達もいるし、その人は人としてしっかりした人だから、その国の人みんながそうじゃないんだよとは言った)

車の免許の書き換えも簡単。

日本の免許をドイツの免許に書き換える場合、まず日本大使館で日本の免許の翻訳を出してもらい、その翻訳をドイツの交通局に申請すれば2週間後には交付される。しかし、とある国の免許の場合、試験があったり、書き換えができず、1から講習を受けなけらばならない。
僕は以前このことを聞かれて「不公平じゃないか?」と言われたことがある。僕は返す言葉がなかった。


たぶん日本とドイツの関係性を遡ると、同盟を組んでた過去の大戦時からのものではないかと思う。
(ただ、日独伊のうちのイタリアは、ビザやいろんなことに関していい話をほとんど聞かない)

少なからず、僕はこの9年間で日本人としての恩恵を幾つか受けてきた。(逆に日本人だからということで犯罪の標的になることだってあったと思うが、幸いこれといってスリとか泥棒などといった犯罪にヨーロッパ圏内で巻き込まれたことはない)だから僕はいろんな意味で、ドイツに感謝しなければいけない。また、ドイツから見た模範的な日本人でありたいとも思う。
ハンブルグで僕に部屋を貸してくれた大家が、酷い目にあったというアジア人。その人一人の行動がその国の評判を決めてしまうことがあるのが外国だ。いくら日本人でも、誰かが変なことをすればそれを目の当たりにした人は、「日本人って・・・」となってしまう可能性がある。
海外に住んでる日本人は、国の印象も背負っているということも自覚しなければいけない。一人一人が日本代表なのだから。

注・先にも書きましたが、これはあくまで僕個人の考えです。



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