舞台写真家【廣津孝平、】やったもん勝ちドイツ日記

音楽留学からカメラマンに転向したドイツ・ベルリン在住の舞台写真家【廣津孝平、】のBlog。ヨーロッパ中のオペラやコンサート撮影、カメラマンとして日々思っていること、写真のことや趣味のソフトボール、我が家の猫たち、バイクのことなどツラツラ綴ります。

この時期の天気

 夏になったのか、むしろ終わってきたのか不明ですが、この時期の天気は非常に変わりやすい。

 まるで【天空の城ラピュタ】に出てきそうな雲が出たかと思えば、
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 雨雲がドンドン近づいてくる。
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 完全に上空を覆い、強い雨を降らせ去っていく。
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 日本の雨のように、ずーっと振り続けることはほぼ無いが、突如として天気が崩るのがドイツの天気。しかも大体夕方6時前後。


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人工建造物の自然との調和

 今まであまり人工建造物って言うものは撮影していなかった。ただ、建築とかには興味はあるのだけれど、残念ながら、いまだ僕は建築を見る目が無い。でも明らかに自分の中にある変化がある。それは自然と人工建造物の調和を見ると言うこと。

 近年、さまざまな物が丸みをおびてきた。以前は角ばっているもの、形がハッキリしているものが受け入れられていた。車にしろ建物にしろ、基本的には角があった。
 はるか大昔、かつてまだ人間が狩猟をして暮らしていたときのこと。昔の人たちは捕まえた動物などを調理しやすいように、石を削って鋭利なナイフを作り上げた。この石だって、もともとは大きな楕円形をしていたはずだし、何かの弾みで、(他の石とぶつかって割れたなど)多少角はあったかもしれないが、動物を切ったりという事が出来ることが初めからできるものなど無かった。

 それから時代が少し進み、稲作が始まった。この当時の遺跡などを見る限り、すでに人間生活に『角(かど)』と言うものが重要になってきた。縄文時代の竪穴式住居なども長方形をしていたし、高床式倉庫もそうだ。つまり、自然界のものより、人工的に作ったほうが利便性が高いことに、人々はこの当時すでに気がついていた。

 さらに時代は進み、住居などもだんだん大きくなっていた。円形をもつ建物など殆ど無かった。しかし日本庭園などを見る限り、基本的に角は見られない。池の形も出来るだけ自然に近い円形をしている。つまり、人間の潜在能力の中で、自然界は【丸み】を帯びていることはしっかりと刻まれている。

 
 そして近年、さまざまな人工建造物が丸みをおびて来た。近年の建築を見てもそれは分かる。例えば建築家フンデルト・ヴァッサーの作品は波形が特徴的だし、最近の車にしても全体的に丸くなってきたし、F1マシンを見る限り、空力を得る為のウィングなどを覗いては、基本的に空気抵抗を減らすために極力角を作らない設計になっている。

 自然といかに調和させるのは、やはり【丸い】を意識しなければならない。人間の体にも角が無いように、それが自然の摂理のように思う。

 今の自分の一つのテーマは、タイトルどおり【人工建造物と自然との調和】。ある建物を撮影するときに、いかに周りの自然と被写体がマッチするように撮影するか。写真の腕うんぬんより、まずはそれを敏感に感じ取れる目を鍛える必要もある。

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日本にいたら感じなかったこと

 みなさん、まず思い描いてください。






 例えば最近友達になった同姓がいる。その人は同性愛者だと告白してきた。 







 


 たったこの一文を読んで、いま正直に皆さんが抱いた感想ををしっかり胸に刻んでもらいたい。

 驚き?悲しみ?その友達に対しての哀れみ?嫌悪感?みなさんはどんなことを思っただろう。

 

 正直に書きます。


 もし僕がもし日本を飛び出さず、日本という社会にいたら、間違いなく嫌悪感だった。少なからず、僕の日本での生活環境の中で、【ゲイ】という人たちと関わったことがなかった。だから僕にとっては【ゲイ】は分からない、なんで?なぜ同姓を好きになってしまったのか。自分にはまったく理解できない世界だったと言って良い。理解できない世界の住人を、当時の僕は理解は出来なかっただろうし、しようとも思わなかっただろう。


 先日、ひょんなことから友達になった日本人男性がいる。単調直入にいうと彼は【ゲイ】だ。

 ベルリンには沢山の同性愛者が住んでいる。それが日常。男同士、女同士のカップルが街で手をつなぎ、キスをしてたりと、そんな光景は日常茶飯事。でもそれについて軽蔑の目で見る人はほとんどいないと言って良い。
 
 ただ、先にも書いたとおり殆どであり、たまにまるで汚いもの扱いするかの様な人もいる。ただ、その友達が言うには、『東京よりベルリンのほうが、自分らしく生きていける』と嬉しそうに語っていた。

 残念ながら日本では【同性愛者】はごく限られた空間でしか理解されていない。好きな相手と街で手を繋いで歩いているだけで変な目で見られたり、なにかと視線を感じるという。だからと言って彼はそういうことをやめようとはしない。むしろ、そういう社会と戦って日本で過ごしている。

 
 僕が【同性愛者】に改めて考えさせられた出来事があった。

 2年前、ハンブルグからベルリンに戻ってきてすぐの時。自転車で移動中にある人ごみに出くわした。
 
 『なにか事件かも』

 と思って、進路を人ごみのほうに向けて走り出した。道路は封鎖され、沢山の人が集まっている。それは優に1000人は超すであろうベルリン内外の同性愛者たち。

 抱き合うカップル、キスをしてるカップル、そして、周りを見渡しパートナーを探しているであろう人もいた。なにしろ、警備に当たっている警官もゲイっぽい人もいた。

 その集まりの発端は、あるゲイカップルのインターネット投稿によるもの。

 
 【先日、○○通りの××というカフェで、キスをしていたら、店の主人に『俺の店でキスをするな!出て行け!』と追い出されました。みなさん○月×日、13時からそこの店の前でキスをしてやりましょう】


 そんな出来事でした。同性愛者にも人権はある。だから好きな人とキスして何が悪い。僕にはこれが響いた。確かにそうなんです。みんな人間なんです。食の好み同様、恋愛の好みも人さまざまなんです。僕は同性愛者の結束の強さを思い知った。いくらベルリンと言えども、未だにみんな世間からの偏見と戦いながら生きている。いくら東京より過ごしやすいって言ったって、きっと世界中どこに行ってもその偏見と言うのは付きまとうんじゃないだろうか。

 今の僕は彼らに対してまったく偏見はないし、むしろ応援してる。日本でもどこでも、もっと彼らが自由に恋愛できる社会で生きていけるように。

 理解しろとは言いません。ただ、言い方は悪いですが、ほっとけば良いと思うんです。街を歩いてるカップルにいちいち目を持っていかないでしょう?それと一緒ですよ。人それぞれ好き嫌いがあるように。自分が好きな食べ物を人が食べれなかったら、その人をいきなり全否定するなんておかしいでしょ?それと同じことですよ。

 僕はゲイじゃないですが、ここ最近ゲイの人たちと関わりが増えて、いろいろ学ぶこともあります。尊敬できる部分もあります。


 だから僕は、『良い出会いをした』と、心から思っています。



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一時帰国決定

 8月3日から26日まで、日本に帰ります。チケットも無事に、しかも安く取れました!


 今回は長めに帰るな~なんて思ってたら、2年前に帰ったときより1日短いことが判明。
詳細は、2年前のBlogへ

2年前のBlog『帰国の予定』

 2年前はベルリンを8月1日に出発してたんですね。ヨーロッパから日本行きの便は、+1日なので2日着。しかし今回は3日着。出発日は変わらず26日。長めに予定したはずなんだけどな~。まあ仕方ないですね。

 今回は成田着発なので、まずは八戸に一気に向かいます。前回のブログにも書いたように行きたいところも多々あるんですが、今回は実家にいるのを最優先します。

 
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"A SONG FOR JAPAN" (Steven Verhelst)

 世界中のトロンボーン奏者たちが、日本のために演奏してくれました。



 僕自身、忘れかけてたこの音色。

 やっぱりトロンボーンの音は、聞いていて落ち着く。


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8月の予定

 今年の八月は2年振りに日本に一時帰国します。今回は約1ヶ月くらいの滞在を考えています。三月の震災のこともあるし、出来るだけ八戸にはいようと思っていますが、行きたいところも沢山・・・・。

 まず、今度の帰国で、僕は震災の被災地に行こうと思っています。震災から5ヶ月を経て、その土地の人たちの暮らし、復興していく町、その様子を写真に収めて回りたいと思っています。実際にその人たちが、現実とどのように立ち向かって生きているのかを、この目に焼き付けてこようと思います。もちろん、お手伝いできることがあれば何でもやります。

 次は【能】の鑑賞。(出来るのであれば撮影もしたいと思っています)海外に住んでると、日本の文化になぜか興味を持ち始めます。最近になって【能】に興味を持ちました。まだ見たことの無い、独特な世界観を、体験してみたいと思っています。

 そしてお次は【落語】。これまた最近なんですが、Podcastでダウンロードして聞いています。それぞれの噺家さんの軽快な言い回しに思わず笑ってしまう。ところで知ってました?落語を聴きに行くと、その日の演目って基本的には発表されず、1番目の人の話で次の人が、内容を被らないように別の話をして、3番目はさらに別な話・・・・そしておおとりと、順番が後ろにいけばいくほど話のバリエーションが無くなっていく中で、それぞれの高座で何を話すか決めるそうですよ。

 そしてなんといっても欠かせないのは【温泉】。もうどこでもいいんです。どっぷりお湯に浸かれれば。


 まああとは美味いもの食べてって感じですが、まずは久々の日本をゆっくり過ごしたいと思います。予定では8月上旬から末まで、今回は約1ヶ月滞在予定です。その前にチケットだな・・・

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